外国語学習の傾向をビジネスデータで見る話

外国語学習に命を賭ける、、、をテーマに展開しているこちらのブログですが、少し趣向を変えまして、今夜は学習方法ではなく、外国語学習をめぐる昨今のビジネス動向について調べてきた、その報告を差し上げたいと思います。

出典はこちら、矢野研究所の「語学ビジネス市場に関する調査」です。

個人的な予測としては、インバウンド観光の盛り上がりやら、企業のグローバル化の進捗によって、ここ数年で語学学習をめぐるビジネスは成長産業、と勝手に思っていたのですが、果たして実際はどうか?

上掲のサイトのデータを打ち込んで、2013年から2017年までの市場規模の推移をグラフにしてみました。なお、パーセンテージは昨年比の「のび率」です。

ざっと読み取れることとしては、

・このカテゴリー分けでは、「翻訳通訳」が最大の市場で、かつ、ここは毎年、伸び盛り。機械翻訳とか翻訳ソフトとかが出ていますが、順調にニーズも膨張しているので、翻訳や通訳のできる人材はまだまだ必要とされていそう。

・次に巨大な市場が、成人向けのスクール。それは予想していたことなのですが、年々、「グループレッスン」のスクールが微減して、「マンツーマン」のスクールが微増しているのは、何かの変わり目を暗示しているのかも。とはいえ昔ながらのグループレッスンスクールはまだまだ強い。

幼児向けや子供向け、留学斡旋といったジャンルは、順調に伸び盛り。起業のチャンスなどもまだまだあり得る領域かも

・電子辞書や、外国語学習ソフトは、どうやら斜陽産業。ネット上での辞書サイトや学習サイトに、良質のものが増えたためでしょう。その証拠に、e-learningの領域は順調に年々拡大しています。これも伸び率としては順調なので、ベンチャーの参入などもまだまだあり得るかも。

・個人的に、意外で、しかし嬉しかったのは、書籍教材の市場規模が停滞していること。てっきり、書籍という世界はのきなみ斜陽なのかと思っていたところ、少なくとも外国語学習教材の世界では、「書籍出版」されたものへのニーズが安定しているようでした。これは「おすすめ外国語学習教材」なるページを本ブログで展開している私にはうれしい結果でした。私自身、なんだかんだ、書籍の教材をコレクションするのが大好きなので。

思い付きでやってみたデータ収集ですが、いろいろ発見があり、面白かった。

また、ネットで、語学学習についての面白いデータを見つけた際には、出典明記の上、このブログでも紹介することにします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です