密教の三密修行(身口意)の考え方を外国語習得に応用してみる話

しつこいようですが、弘法大師こと、空海先生のことが、とても好きです。

このブログでも繰り返している通り、空海先生の生き様や、遺している文献の考え方を、できるだけ、私自身の外国語修行に応用したい、と考えております。そして、実際、私自身には、そうやって空海先生の「真似」で得たメソッドが、かなり、効く!

今回は、空海先生の展開した真言宗の重要な考え方、「三密修行」を、外国語習得に応用する話をしてみたいと思います。三密、というのは、「身口意」の三つのこと。「体」と、「コトバ」と、「心」のこと、と解釈いただければと思います。

真言宗では、この「身口意(体・コトバ・心)」の三つをバランスよく修行していくことを重視します(だから、手で印を結び(体の修行)、口でマントラを唱え(コトバ)、仏の世界を瞑想する(心)という、身口意それぞれの修行を同時にやるスタイルをとるわけです)。でも、「体で使ってみる」「コトバに出す」「心でもイメージする」の三つを同時にやるべきって、なんだか、外国語修行にそのまま転用できそうな考え方ではないでしょうか?

※この「身口意」とか「三密修行」とかの現代的解釈は、私の独創ではなく、以下の文献を参考にしました。いわゆる自己啓発本ではありますが、真言宗の考え方について、めちゃくちゃわかりやすい本で、気に入っております↓!


外国語習得として考えるならば、

「仕事、インターネットでの交流、あるいは地元の国際交流イベント参加でもよいので、とにかく、勉強した外国語を実際に使う機会を生活の中に習慣として入れ込もう(体)」

「音読や会話練習で、とにかく、アウトプットしよう(コトバ)」

「頭の中でその言語で思考や空想ができるように、できれば夢に出てくるくらいに、イメージトレーニングで、無意識にまで学習中の言語を染み込ませよう(心)」

こんな感じですかね。私の場合、最後の「心」のところは特に工夫していて、いろいろやっていますが、一番いいのは、「勉強中の外国語が使われている映画やドラマや漫画で、気に入ったもののセリフを暗記して、イメージの中で、登場人物になりきる」というやつです。うまくいくと、めちゃくちゃ、効きます。目を閉じ、体をリラックスさせた状態でこれをやるので、傍目からは「いま流行のマインドフルネスをやっているのかな?」と見えるのですが、頭の中は、外国語がぺちゃくちゃうるさく飛び交っている、という。マインドフルネスとしては、たぶん、間違っていることをやっていますが、、、。

でも、これが、効きます!

もう一つ大事なのが、上述の書籍、「身口意の法則」では、「身口意の修行をすることで、体・コトバ・心の悪い習慣を矯正していくことが大切」とされているのですが、ここでも、外国語習得は「効く」ということ。

体・コトバ・心をフルに使って外国語習得をしていると、深酒のような体の悪習も、悪口を仲間内で吐いているようなコトバの悪習も、上司や会社への恨みつらみの空想で悶々とするような心の悪習も、「そんなことをやっている暇がなくなる」。

と、いいことづくめのように書いてしまいましたが、少なくとも、私には効いているメソッドです。と、いう、ご紹介でした。

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