トワイライトゾーンで英語を学ぼう!第8回 : NICK OF TIME

エピソードデータ

タイトル:NICK OF TIME
エピソード番号:#43 (第2シーズン)
放送日:November 18, 1960
脚本 : Richard Matheson
私のお気に入り度:ベスト8

あらすじ

オハイオ州の田舎町に、新婚旅行中の若い夫婦がやってきます。ドライブ中に車が故障してしまったようです。車を修理に出している間、彼らは町の小さな食堂で時間をつぶすことにしました。その食堂のテーブル席には、安物の、いわゆる「おみくじマシーン」が。硬貨を入れると、占いの結果が書かれた紙が飛び出してくるという、それだけの仕掛けのもの。ですが、退屈しのぎに若夫婦がおみくじを引いてみると、会社に電話をすると昇進の報告が入っていることだとか、車の修理が終わる時間だとかを、見事に当ててくれます。もしかすると、これは本物の予知能力があるマシーンなのかもしれない。。。そう思った新婚夫婦の夫はどんどんのめりこんでいき、人生そのものを占うような大がかりな質問までを始めてしまいます。

評価

展開自体はなんとも地味なエピソード。それなのに、抜群に面白い!なんでこんなに面白いのかと考えてみましたが、チープな悪魔の顔がプリントされた(あるいは、アラビアの魔神の顔なのかな?)見るからに安物の「おみくじマシーン」のキャラクターが、まことに引き立っているから、となりましょうか。この機械、硬貨を入れると、「あなたが望めば、そうなるでしょう」とか、「答えを知りたいなら、リスクを冒す必要があるでしょう」とか、いかにも安物のおみくじマシーンから出てきそうな、「誰が読んでも思い当たるように書かれた曖昧なコトバ」しか出力してくれない。そのわりには、そうしたコトバが、いちいち、的確に、主人公を迷わせ混乱させるワードになっているので、視聴者としては、これはもう、このマシーンには悪魔か何かが取り付けているのだとしか思えない。コトバ遊びの感覚にもあふれた知的な名品と言えるでしょう。※尚、近々に、本作品の全セリフを管理人なりに日本語訳したページを本ブログに立ち上げ予定です!

作中の気になる英語表現

上述したとおり、おみくじマシーンが出力する「占い」のコトバば持つ、いやらしい曖昧さが面白みとなっているエピソード。ネタバレにならない程度に、おみくじのキーワードを抜き取ってみました。

  • It has been decided in your favor.(あなたの希望通りになるでしょう)
  • You may never know.(あなたはその答えを知ることはないでしょう)
  • Do you date risk finding out?(リスクを冒してそれを知る勇気がありますか(=あれば、答えを知ることができるでしょう))
  • There’s no question about it.(疑いもなく、その通り)

上述の表現の他、本篇は、硬貨を入れると稼働するマシーンがキーアイテムになっているおかげで、penny(1セント)、dime(10セント)、quarter(25セント)といった、アメリカの各硬貨の呼び名が頻発するのも面白いポイントです。興味があればぜひ、全セリフ日本語訳のページにて、作品の雰囲気を楽しんでいただければと存じます。

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